最上の主要農産物

トマト|最上地域での旬の時期、栄養価、調理法を解説

生食はもちろん、加熱調理してもおいしいトマト。1年を通して食卓になくてはならない野菜です。
高原地帯の多い南米アンデスが原産地とされるトマトは、昼夜の寒暖差の大きい最上地域とも相性良し。特に大蔵村では、夏秋トマトの生産が盛んで、加工品の取り組みも行われています。

トマトの基本情報

学名:Solanum lycopersicum

分類:ナス科ナス属

 

原産国

原産地は、南アメリカ大陸のアンデス山脈周辺といわれ、現在のペルー、エクアドル、ボリビアにあたる地域です。
日本には1670年ころ長崎に伝来したとされ、当時は観賞用や薬用の植物だったようです。
野菜として広く食べられるようになったのは第2次大戦後で、その後ハウス栽培などの技術により、地域によっては通年栽培が可能になりました。

 

旬の時期

一般市場には通年出回りますが、露地栽培トマトは6~8月、ハウス栽培のトマトは2~5月が旬。

  • 全国的に最も生産量が上がるのは、6月から9月にかけて
  • 夏秋トマト(冷涼地向きの大玉品種、ファーストなど)は12月から5月が旬
  • 冬春トマト(桃太郎など)は7月から11月が旬。

 

主な産地

  1. 熊本県

  2. 愛知県

  3. 栃木県

    *農林水産省「作 物 統 計 調 査 令和2年産指定野菜(春野菜、夏秋野菜等)の作付面積、 収穫量及び出荷量 併載:令和2年産きゅうり、なす、トマト及びピーマンの年間計」 

    https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sakumotu/sakkyou_yasai/attach/pdf/index-3.pdf

 

栄養価

可食部100g当たり(生)

エネルギー

20Kcal

水分

94.0g

蛋白質

0.7g

脂質

0.1g

炭水化物

4.7g

カリウム

210mg

ビタミンC

15mg
食物繊維 1.0g

※出典:日本食品標準成分表2020年版 (八訂)

 

*その他の栄養

・βカロテン

100gあたり540㎍含まれており、キャベツの約10倍です。
厚生労働省のルールではβカロテンが600μg以上(100gあたり)の野菜を「緑黄色野菜」としていますが、トマトは日頃よく食べる野菜なので540㎍でも緑黄色野菜に分類されています。

・リコピン

トマトの赤い色素成分で、老化などを予防する「抗酸化作用」があることがわかっています。
赤いトマト、熟したトマトほど、含有量が高いとされます。

ギャバgaba

ギャバは高血圧抑制、精神安定、睡眠改善などに働くアミノ酸で、トマトに豊富に含まれています。

 

代表的な品種

【大玉】

・桃太郎系:20種類以上あり、現在の主流品種
・ファースト系:かつての主流。最近また品種改良されている

【中玉】

・フルティカ
・シンディスイート
・アメーラ

【冷涼地(山形)で作られている品種】

・大玉「りんか409」「ホーム桃太郎」
・中玉「シンディースイート」
・「りんか」「みそら」など

 

保管方法

  • 適温は10℃前後で低温すぎるのもNGなので、野菜室に保存

  •  

    すぐに食べきる場合は、ポリ袋に入れて密閉して野菜室に。
    1週間ほど保存するときは、1個ずつペーパータオルに包んでポリ袋に入れる

  •  

    早熟なものは、ヘタを上にしてザルに並べ、常温でしばらくおくと熟成する

  • 食べきれない分を保存したいときは、丸ごとラップで包み、冷凍保存もOK

 

保存・加工での使用

  • 冷凍保存したもの
    凍ったまますりおろし、スープ、ソース、煮込みに使います。

  •  

    セミドライトマト
    ミニトマト、小さめのミディトマトは半分に切って塩などをふり、低温のオーブンで乾燥焼きにする。マリネ、ソースに使う

  •  

    塩トマト
    カットしたトマト、塩、はちみつなどを混ぜて1日おく。1週間ほど冷蔵保存できる。調味料、ソースとして使う

代表的な料理

  • 西紅柿炒蛋(トマトの卵炒め)

  •  

    カプレーゼ(トマトとモッツアレラのサラダ)

  •  

    スパゲッティ・ポモドーロ(トマトソースのパスタ)

  •  

    BLTサンドイッチ(ベーコン、レタス、トマト)

  •  

    ラタトゥイユ(夏野菜の煮込み、イタリアではカポナータ)

 

 

 

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