【予約受付中】新庄産山ぶどうワイン“想 OMOI”
山形県新庄市で栽培された山ぶどう“ヤマ・ソービニオン”でワインが誕生します。
現在予約受付中です!
今回は取組の中心となっている一房のぶどうプロジェクト会長で生産者の佐藤哲雄さんを応援する意味をこめ、皆さまからは“賛助金”として賛同をお願いしております。
他にも、新庄の洋画家 近岡善次郎画伯の作品をラベルに。
セットとして新庄東山焼のオリジナル酒器。
記念におひとついかがでしょうか?
限定200本。
数に限りがございますので、ご予約はお早めに!
これまでの取組はこちら
〇セット内容
・山ぶどうワイン(新庄市本合海産ヤマ・ソービニオン100%使用)
・表ラベルには新庄市の画家 近岡善次郎画伯の「はけご・あけび・やまぶどう」
・新庄東山焼の酒器(ワイン企画オリジナルの東山焼“ピアラ”)
〇賛助金
・一口1万円|山ぶどうワイン“想”2本+新庄東山焼“ピアラ”2点
・一口5千円|山ぶどうワイン“想”1本+新庄東山焼“ピアラ”1点
*20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
〇お届け
12月下旬より販売開始
〇お問合せ
一房のぶどうプロジェクト事務局
お問合せフォーム|http://bit.ly/34IF2Mp
①「農」=山ぶどう
②「美術」=近岡善次郎
③「工芸」=新庄東山焼
どれも作り手の強い「想い」によって誕生した作品です。
そして、それら3要素を結び付けるものが、山ぶどうワイン““想 OMOI”なのです。
最上地方の豊かな自然が育てた山ぶどう
〇農家 佐藤哲雄の挑戦
佐藤哲雄さんは昭和13年(1938)新庄市本合海地区に生まれました。
幼いころより家業である農業に従事してきた生粋の農家です。
主要作物はお米。
その他にも、くるみ豆、雪の下キャベツ、トマト、紫イモ、山菜、キノコと、多彩な作目も栽培しています。
「どうやって育てるとさらにおいしい作物になるのか」。
この問いを常に自分に問いかけて、食べてくれる人がしっかりと納得してもらえるものが出来るまでは、けっして妥協はしません。
食べ方の研究にも余念がありません。
ただ漫然と作るだけではなく、どのような調理法が向いているのかについても、作り手として考えることが必要であると哲雄さんは言います。
地域のために、人がやらないようなことにも果敢に挑戦しています。運動場に桜の木を植えたり、国指定文化財である八向楯を整備する事業を進めたり、故郷に貢献する活動にも取り組んでいます。
〇新庄市本合海地区から生まれる山ぶどうワイン
そんな佐藤哲雄さんが育てている山ぶどうは、ヤマソービニオンという品種です。山ぶどうとカベルネ・ソーヴィニョンを掛け合わせて生まれた品種で、糖度が高く赤ワインに向いています。
哲雄さんは、およそ10年をかけてこのヤマソービニオンを甘く、ワインに合う味にまで仕立て上げました。わからないことがあれば先達の方々から学び、試行錯誤を重ね、「ようやく食べる人たちを納得させられる味にまでもってこられた」と、哲雄さんは誇らしげに語っています。
新庄出身の画家 近岡善次郎画伯の作品をラベルに
〇近岡画伯作品「はけご・あけび・やまぶどう」
新庄市出身の洋画家 近岡善次郎氏の作品が、山ぶどうワイン“想 OMOI”のラベルとなる予定です。
作品は、山ぶどうワインにちなみ、「はけご・あけび・やまぶどう」です。
東北地方の風土や民俗を描いてきた近岡画伯ですが、中には新庄の農民をモデルにした作品も多く残されており、色味鮮やかな水彩画は、そのまま新庄の文化の豊かさを表しているかのようです。
新庄信用金庫本店や仙台駅のステンドグラス、新庄市民文化会館の緞帳など、近岡画伯の作品は多くの方々に親しまれています。
【近岡善次郎画伯略歴】
大正3年(1914年)新庄町馬喰町に生まれる。
旧制新荘中学校(現新庄北高等学校)卒業後、文化学院美術部にて有島生馬(有島
武郎の弟)などに学ぶ。
昭和31年 文部省留学生として渡欧
昭和35年 一水会会員となる
昭和38年 「巫女」で第6回安井曾太郎賞受賞
昭和53年 仙台駅の巨大ステンドグラス「杜の賛歌」原画作成
昭和56年 新庄市民文化会館大ホール緞帳の原画制作
平成11年 新庄市名誉市民となる
平成19年 逝去
新庄東山焼によるオリジナルの器・ピアラを制作
〇伝統工芸とワイン
新庄市を代表する伝統工芸・東山焼。新庄が誇る歴史ある文化資源です。
本プロジェクトでは、山ぶどう醸造ワイン“想 OMOI”の限定記念作品として器・ピアラ*の制作を企画し、ワインとセットにして、賛助金を頂いた皆様へお渡しします。
ワインと焼き物の融合により、すばらしい作品ができあがりました。
*ピアラとは、ワイン発祥の地と言われるジョージア伝統の酒器。一般的なワイングラスと違って飲み口が広く、素焼きのものが一般的。口に含んだ瞬間に広がる土の香り漂うワインを一度味わうと、グラスで飲むワインを味気なく感じるようになってしまうとか。
【新庄東山焼の歴史】
天保12年(1841年)、越後国出身の陶工涌井弥兵衛によって開窯。日常の生活の中で使用できる陶器を制作することを家憲とし、伝統にとらわれず、時代の流れに合った新たな製品づくりにも挑戦し続けている。現在は六代目涌井弥瓶氏。
東山焼の最も大きな特長である海鼠釉は「出羽の雪のかげりの色」と喩えられ、透き通るような澄んだ青みが有名である。
藩政時代から代々続いている窯は、新庄東山焼と山形平清水焼の二カ所のみとなっている。
一房のぶどうプロジェクトについて
一房のぶどうプロジェクトは、新庄市本合海地区の佐藤哲雄さんを中心に、平成30年に活動を始めた有志のグループです。
――本合海の美しい自然や文化を次の世代に残したい。
――この魅力を多くの人に知ってほしい。
そんな哲雄さんの故郷への思いに賛同した人たちが集まり、地道に活動しています。
一房のぶどうプロジェクトが目指すのは、この本合海地区で採れた山ぶどうでワインを作ることです。
そして、ゆくゆくは独自のワイナリーをもち、ぶどう棚をはじめとする広大な農地での農業体験、豊かな自然と文化が味わえる本合海を、多くの人に楽しんでもらえる地域にしていくことです。
地域の人々自らの力で故郷を守り続けていくために、独立採算で運営ができる持続可能性を備えた事業体を目指しています。
ちなみに、プロジェクト名の由来は有島武郎の短編小説「一房の葡萄」です。プロジェクト発起人の哲雄さんが、小学生のときに読んだ思い出が心の中に残っており、それが昔から続く本合海の美しい姿と結びついたためにその名をつけました。
2018年10月には、本合海の山間地において、見渡す限りの田んぼと畑、遠くには山々が望めるぶどう畑で、収穫体験のイベントを開催し、多くの方に楽しんでいただきました。
一房のぶどうプロジェクトでは、ワイン製造企画の中に、こうした農業体験も盛り込み、新庄の食文化理解も深めていきます。
内容・お問合せ
〇セット内容
・山ぶどうワイン(新庄市本合海産ヤマ・ソービニオン100%使用)
・表ラベルには新庄市の画家 近岡善次郎画伯の「はけご・あけび・やまぶどう」
・新庄東山焼の酒器(ワイン企画オリジナルの東山焼“ピアラ”)
〇賛助金
・一口1万円|山ぶどうワイン“想”2本+新庄東山焼“ピアラ”2点
・一口5千円|山ぶどうワイン“想”1本+新庄東山焼“ピアラ”1点
*20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
〇お届け
12月下旬より販売開始
〇お問合せ
一房のぶどうプロジェクト事務局
お問合せフォーム|http://bit.ly/34IF2Mp
お問合せ先
一房のぶどうプロジェクト
事務局担当:渡辺悠樹
電 話:090-4136-9989