受け継がれる 美味しさ
最上伝承野菜
昔から農家はその土地の気候や風土に合った品種を作り、その種はそれぞれの家や地域で引き継がれてきました。 現在、一般市場に流通している野菜のほとんどは、高品質で多収量、どの地域でも誰にでも簡単に作られることを目的として、研究施設や種苗会社によって開発されている品種です。 こうした新しい品種によって古くからある米や野菜の多くは姿を消しましたが、今でもその一部は大事に引き継がれています。こうした品種は一般に伝統野菜と呼ばれています。 最上地方では、地域に残る伝統野菜を「最上伝承野菜」として33品目を認定しています。